行政マーケティング研修の内容
ニーズが多い2日~3日間コースの内容(下記は2日間用)です。「書籍(拙著):『コトラーに学ぶ公務員のためのマーケティング教科書』(同友館)を使用した、事前学習と事前課題もあります。
1.1日午前【講義:体系確認】
行政マーケティングの考え方と体系の学習
・行政マーケティング定義
・行政マーケティング体系
2.1日午後【演習:課題設定】
行政マーケティング分析と政策課題の決定
・PEST分析による環境分析
・7Sによる内部分析
・SWOT分析による課題の抽出
・仮説の構築と政策課題の決定
-演習用の政策課題例です-
3.2日午前【演習:政策形成】
対象住民の設定と政策コンセプトの策定
・住民細分化:Segmentation
・対象住民の設定:Targeting
・独自性の創造:Positioning
・政策コンセプトの創造:Concept
4.2日午後【演習:政策展開】
行政マーケティング目標と政策展開戦略の策定
・住民価値戦略:Customer Value
・住民コスト戦略:Customer Cost
・住民協働戦略:Customer Collaboration
・住民対話戦略:Customer Communication
5.発表とまとめ【成功実例研究とまとめ】
無名からの創生:行政マーケティング戦略の成功
【研修風景】
下記はある自治体での研修風景です。地域振興のマーケティング事例を検討し、自治体マーケティング体系にそってチームで考え、住民基点で協働戦略を活用した施策案を策定します。
それを下記のように発表することで相互学習を行い,この後の実例の確認で、各職員の行政マーケティング体系を実践に向けて充実したものにします。
政策、施策、事務事業のすべてに、マーケティングによる住民ニーズの反映が必要です。ご活用下さい。
講義:マーケティング体系
演習:地方創生の政策
発表:各成果の共有
実例:成功政策の確認
自治体実例動画:無名からの再生そして創生の概要
これはある無名自治体の実例です。大きな産業も有名な観光施設もない中堅自治体が、行政経営改革後、行政マーケティングを活用することで地域を再生、創生し、人口を増やしていく内容です。研修の内容を確認できます。実践のよいヒントになります。ご活用下さい。
1 産業・観光なし
2 競争激化
3 現状分析
4 構想立案
5 マーケティング戦略
6 市民協働
7 市民共創
8 市民増加
9 公務員の責務