マーケティング研修

現資源で新地域価値を創造する

　歳入減歳出増時代の行政（公務員）には、企業（社員）以上にマーケティングが得意でなければなりません。

　マーケティングが不得意な公務員では、税金以上の地域価値の創造ができないことから、住民から評価される政策・施策・事務事業を策定することはできません。このことが、現在の地域の疲弊と困窮の大きな要因です。

　本研修を受講することで

【凄さ】行政マーケティングの凄さが理解できる

【活用】政策に行政マーケティングが活用できる

【意義】実例で現場での活用ポイントが分かる

　マーケティングなしでは素人の公務員で終わります。ご活用下さい。

政策形成にマーケティングを

政策形成の課題

　地域福祉を担う行政は、歳入減歳出増の時代でも、地域社会の安定と発展を実現しなければなりません。行政には大義（福祉）の実現と経済的成果の両立が強く求められています。
　この実現のための解決すべき課題の一つに、現在の政策形成が後手になりがちな問題解決に傾注しすぎ、未然防止や活力向上といった積極的果敢なマーケティング的な観点が不足していることがあります。

行政マーケティングを学習する

　研修では、企業のマーケティングとソーシャル・マーケティングの要素を組み込んだ、行政マーケティングの基礎と体系を学習し、それを演習や先進自治体・企業の実例の検討で、より実践的なものにします。これにより、住民志向の創造的な政策形成や住民対応が可能な能力を養成します。ご活用下さい。

成功事例から学ぶ

　行政マーケティング研修では、人口減と高齢化から財政破綻が予測された、無名で、大きな産業もない、有名な観光資源もない自治体が、行政マーケティング力で街を再生、そして創生した事例を動画を交えて紹介します。

　行政マーケティングの役割である、限られた地域の資源を、地域のニーズに適合させる考え方、体系、そして実践方法が理解できます。

２人の巨匠から学ぶ

　マーケティングを、マネジメント（経営）体系に位置づけたのが、マネジメントの父であるドラッカーです。それを実践的なものにしたのが、マーケティングの父であるコトラーです。

　ドラッカーは、マーケティングの目的を「住民の創造」とし、マネジメントの基本機能としました。本質と多くの示唆を与えてくれます。

　コトラーは、マーケティングの適用を企業から公的組織に拡げ、その体系を構築します。マーケティングは、企業にも行政にも不可欠です。

行政マーケティング研修の特徴

【基本と実践】

　行政マーケティングの基本概念と体系の理解、演習を活用した実践的な内容です。マーケティングの基本概念と体系を、行政に適した行政マーケティングとして学習します。企業のマーケティングそのものを学習するのではありません。

　講義で学習した内容を「演習」で活用することで、業務に活かす行政マーケティングの考え方、体系（下図参照）、手法に関する理解と実践力を養成します。

研修で学習する行政マーケティング体系

【行政の事例で講義・演習】

　行政業務の多くの分野に適用できる内容です。演習で使用する事例は、異なるキャリアの研修生でも参加しやすい「地域特産品の開発と地域の協働促進を柱とする地域活性化事業」のケースを使用します。PEST分析、4C分析、SWOT分析、仮説の構築、ターゲティング、ポジショニング、コンセプト、PDCAなどの手法（下図参照）も学習します。

　この内容は、福祉や文化といった他の業務分野でも、同じように適用可能です。

研修で学習するフレームワーク例